日本社会のため、私たちは未来へ向け挑戦し続けます。
私たちが酪農、広い意味での「食べ物を作る」という農業に携わる者として
常に頭にあるのがこの会長の言葉です。
私たちは牛を肥育し、肉牛として出荷し、
乳牛を育て生乳を出荷しています。
継続して事業を続けていくために、社員を養っていくために
もちろん利益は追求します。
しかし、そのためだけに私たちは農業をしているつもりはありません。
会長の「金よりも価値のあるとき“も”ある」という言葉には
社会を見据えた哲学があります。
日本の食料自給率はカロリーベースで現在37%。
長期的に下降傾向で推移しています。
先進国と比べると、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%…と、
先進国の中では最下位の数値です。
もしも日本円の価値が崩壊し、海外から食料を輸入することが出来なくなる
未来が来ると想定すると、
日本における農業の見方は変わります。
「本当に自分たちが食べたいと思えるものを作る」ということに誇りをもち
私たちは肉牛や生乳を生産していますが、
その誇りを支えるのは、「農業は日本社会の未来のためにも衰退させてはいけないものである」という自負。
衰退させない、以上に、よりよいものを作り、
農業そのものの価値を高めていきたい、
という想いをもち日々仕事に取り組んでいます。
農業は汚い、きつい、時代遅れである、
そのようなイメージもあるかもしれません。
しかし一方で私たちのように、農業こそこれからの社会にとって重要なものであり
成長の可能性がまだまだ秘められているビジネスであると捉え
挑戦している人達がいるのだ、ということを知ってほしいのです。
「農業」というフィールドだからこそ0→1で興せることが
まだまだ無限にある。
モノの価値さえも、変えていける。
そんな可能性に向かい、一緒に挑戦していく仲間を求めています。