大企業で出世するよりこの会社を自分の力で大きくする方が面白い
株式会社NAMIKIデーリィファーム

ABOUT 会社紹介

「酪農に興味があった訳でも、牛が好きだった訳でもなく、むしろ動物は苦手でした」そんな元ビジネスマンが、挑戦の場としてNAMIKIデーリィファームを選んだ理由。

乳牛・肉牛の育成、生乳の生産を営む当社に、 大手IT企業出身者と(35歳)と金融業界出身者(28歳)がいる。 1人は6年前に入社し今は社長の右腕として経営を担い、 もう1人は半年前に入社し、日々牛の管理を行っている。 彼もゆくゆくは幹部として経営の意思決定に参加することを期待されている。 ここ、株式会社NAMIKIデーリィファームは、 そんな彼らが働いていた「大企業」とは真逆の世界だ。 ここには決められた営業目標があるわけでもなく、 行動KPIがあるわけでもない。 全てを自分たちで考え、決め、進めていかなければいけない。 「これは自分の仕事だ」「これは自分の仕事ではない」という 線引きはない。すべて自分事であり、自分の責任である。 それが「楽しい」と2人は言う。 「転職したことは全く後悔していません。 年収は下がりましたが、この会社を大きくして いつか前職で稼いだはずの生涯賃金は超えてやろうと思っています(笑) 転職して一番良かったのは『自分の人生を生きている』と感じられることですかね。 この会社を、自分が関わることで将来的にどれだけの大きさに出来るのか? 自分でもそれが楽しみです。

BUSINESS 事業内容

「この仕事をしていく上で忘れないでいてほしい。一切れの牛肉は金よりも価値があるとき“も”あるのだ、ということを」

日本社会のため、私たちは未来へ向け挑戦し続けます。
私たちが酪農、広い意味での「食べ物を作る」という農業に携わる者として 常に頭にあるのがこの会長の言葉です。 私たちは牛を肥育し、肉牛として出荷し、 乳牛を育て生乳を出荷しています。 継続して事業を続けていくために、社員を養っていくために もちろん利益は追求します。 しかし、そのためだけに私たちは農業をしているつもりはありません。 会長の「金よりも価値のあるとき“も”ある」という言葉には 社会を見据えた哲学があります。 日本の食料自給率はカロリーベースで現在37%。 長期的に下降傾向で推移しています。 先進国と比べると、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%…と、 先進国の中では最下位の数値です。 もしも日本円の価値が崩壊し、海外から食料を輸入することが出来なくなる 未来が来ると想定すると、 日本における農業の見方は変わります。 「本当に自分たちが食べたいと思えるものを作る」ということに誇りをもち 私たちは肉牛や生乳を生産していますが、 その誇りを支えるのは、「農業は日本社会の未来のためにも衰退させてはいけないものである」という自負。 衰退させない、以上に、よりよいものを作り、 農業そのものの価値を高めていきたい、 という想いをもち日々仕事に取り組んでいます。 農業は汚い、きつい、時代遅れである、 そのようなイメージもあるかもしれません。 しかし一方で私たちのように、農業こそこれからの社会にとって重要なものであり 成長の可能性がまだまだ秘められているビジネスであると捉え 挑戦している人達がいるのだ、ということを知ってほしいのです。 「農業」というフィールドだからこそ0→1で興せることが まだまだ無限にある。 モノの価値さえも、変えていける。 そんな可能性に向かい、一緒に挑戦していく仲間を求めています。
安心安全な生乳を生産し続けるため、これからの事業拡大にむけて
NAMIKIデーリィファームでは現在6つの直営農場と2つの委託農場とで約2000頭の乳牛を飼育しています。今春にはさらに牛舎・堆肥舎を建設しその規模を2500頭まで増加させる予定です。 当社が1日に生産する生乳は約42t。これは青森県内で生産する生乳の約5分の1であり、昨年の年間生産量は東北で1位となる規模となりました。来年度は新たな牛舎の建設に伴い、さらに規模が拡大されるためより生産量を増やすことを見込んでいます。 当社のような規模で酪農を行っているのは全国でも数えるほど。 今後もより一層事業拡大にむけ取り組んでいきます。
人の目×ITデータ。安心安全な生乳の生産のために
株式会社NAMIKIデーリィファームでは牛の体調管理のために最新の検査・ITシステムを活用しています。牛の体調の良し悪しは、人が目で見て毛のツヤや食欲・食べる量、便の状態などで日々確認し把握することができます。それと併せ当社では牛たちにセンサーを付け、1日の動きや行動量を分析、調子の悪い牛が判別できるような仕組みが導入されています。 大規模に行うためにはデータ管理が必要であり、このノウハウの構築こそ自社の強みであると捉えています。人の目だけ、データだけ、では成り立たない、両方のかけ合わせで作られる最先端の酪農に、一緒に挑戦してみませんか。

WORK 仕事紹介

会社の経営を理解するためにも、まずは現場にて「ハーズマン(牛群管理者)」を目指します。ハーズマンとは何?ハーズマンの役割とは?

ハーズマン(牛群管理者)の役割
牛は人間が子どもを産み初めて母乳を出すのと同様に、 「乳牛」になるためには子牛を出産する必要があります。 子牛を産むためには、繁殖(人工授精・受精卵移植)を行い、 約10カ月の妊娠期間を経て出産、出産後に初めて生乳を出す「乳牛」となるのです。 牛を乳牛として育てていく過程においては栄養不足にならないよう、 一方で過度に栄養を取りすぎることで病気になってしまわぬよう、 牛の状態に合わせたケアが随時必要になります。 そのために、牛の育成状態に合わせた飼料を作り食べさせ 食べる量や消化の具合をチェックしたり、 少しでも調子が悪そうな牛の採血をしてコンディションのチェックをしたり、 といった状態把握とケアが日々必要となるのです。 ハーズマンの役割は、オーナーの立てる牛の育成方針に合わせ 「どのような飼料を与えるか」といった飼料計画を立て、 飼料の仕入れや配合を決めるといったことから 牛たちの状態を日々目でチェックをし、その日の気候や湿度も加味したうえで 飼育スタッフ達にその日の牛のお世話に必要な指示を出すということまで多岐に渡ります。 ハーズマンはオーナーと、飼育に携わるスタッフ達の間に立つ 牛舎で働く人達にとってのマネージャーであり、 牛たちのコンディションを把握し、健康を管理する牛たちのマネージャーでもあるです。 だからこそハーズマンには働く人達の状況を理解し、 牛たちの様子を把握するという「今」をよく見てよく知る力と、 飼料や水、牛舎で扱う機械や設備管理を含む計画を立て管理する力、 そして今後の経営を見据える「未来」を読む力等 様々な力が求められる重要なポジションなのです。
ハーズマンへの道。約5年かけて経験を積んでいきます。
当社では酪農についての経験がない方が一人前のハーズマンとして 役割を担えるようになるまでは、5年ほどかかるのではと見込んでいます。 他社で酪農に携わった経験があるという方はもちろん歓迎しますが、 当社では、酪農に関する経験や知識がない方も ハーズマン候補として育成したいと考えています。 <ハーズマンへのステップ> 1.牛群管理の基礎を学び実践する 牛たちは育成フェーズや妊娠中・産後の状況に合わせグルーピングされ 牛舎に分かれて管理されています。 例えば「産前2カ月」「産前1ヶ月」「分娩直前」「産後1~3日以内」 「産後1週間~40日以内」といった具合に分かれており、 飼育スタッフ達もそれぞれの牛舎に分かれ担当しています。 その牛舎毎に与える飼料の内容や、 牛たちの状態を把握するための検査内容 「乳房炎」や「血乳」など注意すべき病気の種類が変わってくるのです。 入社後数年かけて各牛舎を担当し、 それぞれのフェーズに必要なケアの仕方を習得していただきます。 2.飼料など酪農に必要な資材について理解する 牛たちを健康な状態で妊娠・出産を経験させ乳牛として育てていくためには、 育成フェーズに合わせた飼料計画を立てることが非常に重要なことの1つとなります。 飼料は牧草と栄養価のつけられた草、そして水分を混ぜ配合され 牛たちに与えられます。 飼料は主にカナダやアメリカといった海外から買い取っており どのような飼料をいつ、どこの国の、どの会社から仕入れるのか という管理が必要になります。 飼料だけではなく、牛を育てていくために必要な藁や 牛舎に敷く木材など、様々な資材に関する知識も持ち 関連業者についての理解を深める必要もあります。 時期を見て・順を追って理解できるようフォローしていきますが 総合的な牛舎管理をしていくためにはすべて必要なことなので 頭に入れていただく必要があります。 3.搾乳についての知識・経験を積む 搾乳を通して乳牛からは様々な体調に関するサインが出てきます。 体調の良し悪しであったり、牛乳としての品質であったりです。 それらのサインを見逃さず、 しっかりと対策をすることが求められます。 病気にかかっている場合は、原因菌の特定や治療をして 完治するまでの管理力がとても求められます。 乳牛の性質を理解した搾乳方法を理解することも大切です。
ハーズマンとして必要な3つの力と、持っていてほしい2つの要素
酪農の経験や知識は入社の時点で一切求めません。 しかし将来的にハーズマンとしての役割を担うためには 下記の3つの力が必要であると考えています。 <ハーズマンとして求められる3つの力> 1.状況の変化に気づき、問題の本質を理解する力 2.多方面から解決策を探り、課題解決する力 3.人を巻き込み、動かす力 1つ目と2つ目の力は現場に入り、経験を積んでいけば知識として増えていくことなので、 入社後仕事をする中である程度は身につけられることだと思っています。 3つ目に関しては、ハーズマンの役割を全うするためには 1人ではできないことばかりなので、必ず必要となる力です。 ハーズマンを目指し上記3つの力をつけるためにも 前提となるのは 1.知識を貪欲に吸収しようとする力 2.人を知り、理解しようとする力 という2つの要素であると私たちは考えています。 入社時点では酪農経験も、知識も一切求めませんが、 この2つの要素を持っている方、 ないしはこの2つが強みであるという方は当社で活躍できるはず。
ハーズマンとなったその先で、任せたいこと。
今回、「ハーズマン」として募集をしていますが、 ハーズマンとして一人前になるのはあくまで「その先の未来」のための1つの通過点です。 もちろんハーズマンとしての仕事を極めていく、という道もありますし それを希望される方はハーズマンとしてプロフェッショナルになっていただきます。 しかしハーズマンを経験しながら広げた視界をもち会社経営に関わっていく、 という未来もあると私たちは考え、期待しています。 具体的には、ハーズマンを経験することで当社の生産業務に関することを一通り経験し、 マネジメントすることができるようになります。 「物を作る」ということが理解できれば、必然的にそのために必要な資材の仕入れや、 生産物の販売をする際の「目利き」が出来るようになっています。 それは「物の価値」を理解し、判断できるようになっている、ということなのです。 そのような「目」を持つことができれば、 より良い資材を仕入れたり、より良い販売戦略を立てたり、といったことができるようになるため、仕入れ部門・販売部門の責任者となる道もあるでしょう。 もしくは今想定もしないような新たなお声がけの中から、 当社の事業として拡大させていくようなプロジェクトのリーダーとなり プロジェクトをマネジメントしていく、ということもあるのではと思っています。 生産に関わる業務の一通りを理解するということは、 当社の事業に関わる各パートナーや事業者さん達との信頼関係も築かれているという状態なので、各パートナー同士を結び付け、新たな事業の芽を育てる、 というような企画も可能です。 そこからはまさにビジネスの「0→1」を作る、という経験ができるフェーズに突入します。 「乳牛の生産」「肉牛の肥育」といった土台があるからこそできる新しいビジネスを これからどんどん広げていきたいと考えていますし、そんな未来を前向きに描いていくためにも「仲間」が必要です。 私たちと一緒に、そんな未来を描く「仲間」になりませんか?

INTERVIEW インタビュー

金融業界出身 入社1年目 Kさん
前職時代には描けなかった未来を、今は描けるのではと思っています。
前職は新卒で大手金融機関に入社。元々は弊社の営業担当をしていました。(決してスカウトされた訳ではありません!笑)融資担当として、経営方針や今後の事業展開を聞き、NAMIKIデーリィファームの設立計画のための資金調達にも携わりました。営業担当時代に「数字」で会社のことを十分理解することができていましたし、その上で会社として新たなことに挑戦し事業拡大していこうとしているということに、純粋にワクワクしました。また、今も非常に近い立場で仕事を教わっている社長や会社幹部の考え方や仕事の仕方を尊敬していました。「この会社で、こんな人達と仕事が出来たら、もっと自分の人生は楽しくなるのでは」という想いから転職を決意しました。 前職の金融業界は学ぶことも多く、組織も大きかったので「安定している」というイメージで入社しました。 しかし、ある程度仕事ができるようになり手ごたえもつかみ始めたころから「このままこの会社で一生を過ごす未来」に全くワクワクしていない自分に気づきました。一方、営業担当として関わるこの会社の社長や幹部の方は、仕事のすべてを自分事と捉え、より良い解決策を探し、行動していました。 前職時代にも営業ができる先輩はいましたが、仕事に向き合うスタンスが全く違いました。社長の営業に同行したこともあるのですが、覚悟と、この業界・仕事に対する知識が他の人から群を抜いており、「あぁこの人には勝てないな」と感じました。それほどに尊敬しています。 あのまま転職せず前職の会社にいたとしたら、会社からある意味与えられる役割を全うする人生を送っていたのだろうと思います。でも今はこの会社で自分の役割さえも作っていくことを求められていると思いますがその方がやりがいがあるし面白いと感じています。 それに3年後5年後にこの会社に入社するのではなく、今のタイミングで入社するからこそ、数年後に見れる景色があるのではとも思っています。 そういった意味では、ベンチャー企業にでも転職したかのような感覚に近いのかもしれません。 「酪農」というビジネスを通じ、自分自身を、そしてこの会社を成長させていきたいと思っています。

RECRUIT 求人情報

現在、以下の求人を募集しております。求人の詳細情報は各求人ページをご確認ください。

株式会社NAMIKIデーリィファーム

酪農スタッフ(子牛の哺育)
月給180,000円〜
(1)7:00~16:00(休憩1時間⋯
月給210,000円〜300,000円
6:30~15:30(休憩1時間)
【牛さん達の誕生も携われる!】乳牛の飼育作業員:夜勤専従
月給200,000円〜300,000円
18:00~翌6:00 ※休憩は22時⋯
機械を使用した乳牛の搾乳&簡単な管理業務
時給900円〜
【シフト制:またはいずれかを選択】 ①⋯
搾乳スタッフ(パーラー搾乳機械を活用!)
時給1,200円〜
【シフト制:いずれかを選択】 朝シフト⋯
【アルバイト・パート】酪農スタッフ(子牛の哺育)
時給900円〜
6:00~12:00の間で4時間以上 ⋯
青森県野辺地の酪農ファームでの酪農スタッフ
月給180,000円〜300,000円
(1)6:00~15:00(休憩1時間⋯
【正社員】酪農スタッフ(子牛の哺育)
月給180,000円〜
(1)7:00~16:00(休憩1時間⋯
重機オペレーター※ダンプやホイルローダー使用
月給210,000円〜300,000円
6:30~15:30(休憩1時間)